小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)は 1850年、ギリシャに生まれ、イギリスで育つ。新聞記者などを経て、90年、来日。英語、英文学教師として松江、熊本の中学、東京帝国大、早稲田大で教鞭をとる。1904年死去。
「耳なし芳一」「ろくろ首」「むじな(のっぺらぼう)」「雪女」…など、もともとは古典、民話、伝承にあったこれらの話に文学としての魂を吹き込み、読み継がれるきっかけを作った。